東京・渋谷が猫色に染まる写真展!!
こちらでは現在なんと6階建てのギャラリーの4フロアを使って
猫の写真展が開催中なんです(~6/26(日)まで)。
総勢9名、総展示数は350点を超えるとか。
ニュースや新聞で目にした人も多いかもしれませんね。
まずは6階から。
「東京湾岸のねこたち」星野俊光
そのタイトルの通り、東京湾岸で暮らす猫たちにスポットを当てた写真です。
自らの意志ではなく、捨てられたり、そこで繁殖したりした猫たちの写真は
どんな言葉より雄弁に見る者に強く訴えかけてくる『何か』を持っています。
そして5階。
「東京・大阪2都猫物語」池口 正和 / 阪 靖之
「猫写真」を通じて知り合った池口さんと阪さん。
それぞれ池口さんは東京、阪さんは大阪で撮影した写真を展示しています。
ファインダーを通して見る、東と西。そしてそこには逞しく暮らす猫たちがいます。
そして3階。
「東京猫物語」新谷 祐樹 / pee / 小滝 卓央 / 星野俊光 / 池口正和 / しぐ
「東京猫物語」とは、複数の猫写真作家によるサイトで
(今回の写真展の6名も、もちろんメンバーです)、
メンバーそれぞれが撮った写真で綴る野良猫物語なんだそうです。
撮影場所もさまざまなら、作風ももちろんいろいろ。
でも、その「いろいろ」の中にも一貫した猫への愛情が強く感じられました。
個人的には「東京猫紀行」というブログを持っている小滝さんの写真と、
プリントの仕方(光沢紙ではなく、マットな紙を使っていたんです)が印象的でした。
そして最後の階。2階。
「うつくしきねこたち」しぐ / 桐生 明 / カワヰヨモギ
このフロアでは、しぐさんと桐生さんが在廊されていたので
少しお話しすることができました^^
しぐさんは「人口より猫の数が多い島」として有名な、宮城県石巻市田代島にも
何度も足を運んで撮影しているそうです。
最近では島の存在が有名になって、GWなどには観光客が押し寄せて
猫が山に逃げてしまい、しばらく下りてこなかったとか・・・。
そんな田代島、ご存じの方も多いかもしれませんが3.11の大震災で
大きな被害を被ってしまいました。
しぐさんのブログでは田代島一口支援基金「にゃんこ・ザ・プロジェクト」
の紹介もされています。とてもわかりやすく、かつ愛らしいHPです。
そして大阪を拠点として活動されている桐生さんからは、
大阪城付近の野良猫事情を少し教えていただきました。
もともと大阪城付近には野良猫が数多くいたんだそうですが、
ボランティアさんによって避妊、去勢後、リリースする、という
活動が地道に続けられているそうです(なので耳カットされている猫が多い)。
でも、捨て猫などで新顔が増えることもあって、
縄張り争いや生き抜くことはたやすいことではないようです。
今回のどのフロアの写真にも言えることですが、
共通しているのは「街に生きる猫たちを追った」写真である、ということ。
もちろん、どの猫もかわいいです。愛おしいです。
でも、それだけではない、逞しさや気高さ、そしてときには
憂いや寂しさのようなものまで伝わってきた気がします。
それは、街の猫として生き抜くためには仕方のないことなのかもしれません。
でも、家で飼われている猫の半分以下といわれる寿命。
首輪の跡も生々しい猫の姿。
無心で母猫のおっぱいを吸う仔猫。
ただ「カワイイね~」だけではない、何かを感じずにはいられません。
写真展は6月26日(日)まで。
11:00~19:00(最終日は17:00まで)、入場無料です。
たくさんの猫たちが迎えてくれますよ^^
ぽちぽちっとよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
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